パラノーマル・アクティビティ

超低予算で無名の監督、無名の俳優ながら、いつのまにか全米1位になっちゃったホラー映画。ユナイテッドシネマとしまえん、レイトショーで観てきました。

ネタバレはしてないけど未見の人は注意。折ります。
うーん、志村けんが様々な策で加藤茶をびびらせまくるドリフの幽霊コントから「笑い」を抜いて、尺を1時間半にした感じ。なだらかに恐怖の密度はあがるんだけど、メリハリが今ひとつ。金がかかっているのは最後の10分だけなイメージすらあたえさせる。というか、最後ちょっと作り直したみたいですが、そこの異質感は、観客に与えるインパクトはいいけど、作りとしては最後までノリは維持のほうがよかったんじゃないかなぁ。なんというか、低予算だけに「自分にもアリえそう」と思わせる現実感がこの映画の肝じゃないかと思うのだ。

ただ、その現実感でいうと、主人公の男がアホすぎるのが。。。ここが共感しにくいので、男性視点でぽかーんとなりがち。女はすごく自然にありえるけど。うん、女性視点では素直に怖がられる。で、そのアホっぽいのが、アメリカのホームドラマではよく見かけられるので、脚本における国民性の違いなのかもね。日本で撮ったら男はまた違うキャラで怖さは増すかもしない。

ま、そういうのを抜いて単純に怖さだけを楽しむなら、この手の映画をあまり観たことがなけという条件ならばたっぷり楽しめるはず。最近の「けっこう怖い邦画」を見てるような人はターゲットじゃないかもみたいな感もありますね。